航空業界から建設業界へ、異色のキャリアチェンジ

営業と工事部の両方を担当する長嶺さん。
航空業界から建設業界へと、異色のキャリアチェンジを遂げた。新しい分野に飛び込んだきっかけ、そして現在の仕事にかける想いをインタビュー。

入社したきっかけ

航空業界に興味があり、専門学校を卒業後、20歳で航空会社へ入社しましたが、入社して5年目に新型コロナウイルスの感染拡大で日本をはじめ、世界中が一変しました。

 

航空業界も深刻な打撃を受け、これまでとは違う環境、待遇になり厳しい現実に直面しました。私は、現状を打破したいと考え、頭に浮かんだのが”転職”という選択肢でした。

親族が建設業界に関わっていましたので、建設業界に興味を持ち、弊社の門を叩きました。

 

業務について

採用情報 【在庫管理をする長嶺さん】

営業と工事を担当しています。

入社当初は、営業職として市町村発注工事の入札や、既存の取引先への営業活動を行っていましたが、大きな転機が、琉球大学医学部の新築移転工事です。

弊社は、この大規模プロジェクトで給排水衛生設備工事を請け負うことになり、私は現場の施工管理として2年間、工事に携わることになりました。

「施工管理は、現場のスタッフの管理をはじめ、図面の製作から工程管理、資材の発注まで、すべてを統括します」。弊社だけでは人手が足りず、他の業者からの応援も得て、この大プロジェクトに挑みました。

 

無事、琉球大学医学部の移転は竣工し、とても濃密な2年間を経験できました。

 

目標について

【ベテラン社員と打ち合わせ】

会社の業績を伸ばすことです。

そのためには、お客様の信頼、協力してくれる業者との信頼関係が不可欠だと考えています。

 

個人的な目標としては、国家資格である「一級管工事施工管理技士」の取得です。

この資格は、ガスや給排水、空調などの配管工事における専門知識と技術を証明するもので、大規模な工事を担当するためには必須です。現在、社内には2名の有資格者が在籍していますが、いずれもベテランスタッフです。

会社の将来を担うためにも、私自身が資格を取得し、後進の育成にも貢献したいと考えています。

建設業界を目指す人へ

【全体会議風景】

この業界は”見て覚える”という文化がまだ残っています。

だからこそ、自分から積極的に行動する姿勢が大切です。

そして何より、人とのコミュニケーションが重要で、現場では、職人や他の業者など、様々な立場の人と関わります。円滑に仕事を進めるためには、良好な人間関係が欠かせません。

コミュニケーション能力に自信がある人、そして何より「この仕事でやっていく」という強い意志がある人なら、未経験からでも十分に活躍できると私は考えます。

多くの方の挑戦を待っています。